119-4 メンテ魂~その後お住まいはいかがですか~ 第 26 回 リフォーム編:C 邸

2013年3月14日 at 10:00 AM

 

撮影:編集部

先月に引き続き、今月もリフォーム物件のご紹介です。
留学生をお世話するのが趣味のご夫婦+娘さん+ネコ 2 匹の 3 人家族。築 25 年の木造家屋で床下断熱もなく、「冬は底冷えする居間と食堂を、明るく暖かく快適に過ごすことのできる場所に」という長年の思いを、諸所の問題とともに解決していきました。設計は、今月の rchitecture でご紹介した「青山 TN ビル」の設計を担当した「スタイル カウンシル アーキテクツ(SCA)」のお二人です。

 

―改修にあたってのご希望はどんな点でしたか?
SCA:大きく分けると「明るく暖かな家にしたい」、「収納を増やしたい」、「設備を更新したい」、という3点でした。少し体調を崩されて、体力に自信をなくされている奥様の家事動線を短縮するために、2 階にあった洗面所、浴室を 1 階台所に近接させました。そして台所やリビングテーブルを家の北側から南道路側に移動させたので、いつも奥様がいらっしゃる場所、皆さんが集まる場所が明るくなりました。台所は L 型から I 型に変更して、背面に収納を取り、左右の扉から出入りできる回遊式にすることで、収納力アップと使いやすさを実現しました。2 階の洗面所と浴室のあった箇所は、ご主人の趣味の個室に用途を変えました。
―パソコンや事務処理など、互いに別のことをできるのでいいですね。

SCA:ご主人も自分ひとりの場所ができて喜んでおられました。浴室も以前より大きなユニットバスにしました。特別なデザインで現場施工に手がかかるものより、ユニットバスの施工は今は 2 日くらいで済むので、私は一般家庭には向いていると思いますね。
―図面を見ると、以前から留学生用の「客室」にずいぶんスペースを取っていらっしゃるのですね。
SCA:奥様はお料理が得意で、このように海外の方と日本人として「文化交流」を続けられていることには頭が下がります。工事完成後、日本在住の以前の留学生の方たちがお祝いにいらした時には、「こんなに快適になるならもっと早く工事しておけばよかった」と話されてました。
―本日は、どうもありがとうございました。

 

所在地:練馬区
構造: 木造
規模:地上 2 階
用途:専用住宅
設計:佐藤元彦・山下まゆみ /スタイル カウンシル アーキテクツ
改修場所:屋根・外壁塗装、洗面所・浴室・キッチンの移動、床下断熱・床暖房設置、内装工事
完成:2009 年 8 月 ~9 月
施工担当:宮島、塩

 

 

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