213-2 PORTAL Apartment & Art POINT

渋谷桜丘町のヴィンテージマンションが、新しいアパートメント&オフィスにリニューアル

 渋谷駅からほど近い11階建のヴィンテージマンションのリニューアルです。SOHO事業に定評のある、トランジットグループの株式会社リアルゲイトが、展開中の「PORTAL POINT」第4弾として、今回は「住む」機能を加えました。
 最上階の10、11階の2層は、広めのプレミアム・オフィス。天井や梁などに現しになったコンクリートの面を残し、床には素材感のあるフローリングを採用して、雰囲気のあるオフィス空間を可能にしています。
8-9階のサービス・アパートメントは、家具付パターンを用意。入居したその日から、自宅のようにくつろげる環境を提供しています。さらにその中でも、今回、建物名にも入っているように、海外アーティストによる特別なアートが施された2部屋が用意されています。
5-7階のアパートメント(家具無し)区画は、LDK空間に、トイレ・洗面、シャワーなどの水回り設備を隠したシンプルな間取りです。キッチン等の設備はデザイン重視のセレクト。コンクリート現しのインダストリアルな雰囲気、広々としたSTUDIOプランは、ライフスタイルに合わせて、レイアウトをフレキシブルに変更できます。
1-4階のオフィスは、最大40.46㎡の全21区画。1~5人程度の少数精鋭企業に最適なプライベートオフィスプランです。クォータースケルトン(※)を導入し、機能的でフレキシブルなレイアウトが可能です。
※クオータースケルトン:塗装・エアコン・ブラインド・ライティングレール・ネット・専有部出入口セキュリティ等最低限のインフラを設置し、そのままでもオフィス利用できる状態。
他にも、バックヤードカフェや、サンベッドが並び東京の空を見渡せる
開放的なルーフトップ、入居者が集う、洗練されたデザインのロビー
ラウンジやミーティングルームなど、充実のパブリックスペースが、多様な入居者のライフシーンを彩ります。
世界中からワーカーやツーリストなど様々な人が集まり、TOKYOの街を更に盛り上げます。
(編集部まとめ「PORTAL Apartment & Art POINT」公式サイト参照)

portal_point_plan※各区画の賃料や共益費、設備・仕様、および内覧会申し込みは公式サイトでご確認下さい。http://portalpoint.jp/sakuragaokacho/

所有者:東京急行電鉄
貸主:リアルゲイト
用途:共同住宅・事務所
構造:S造・SRC造
規模:地下1階、地上11階
延床面積:3341.63㎡(1010.84坪)
区画面積:34.22㎡~60.51㎡
竣工:1981年8月
リノベーション:2017年11月
施工担当:宮島、畠中、朴
撮影:アック東京

213-3 渋谷『100BANCH』に、カフェ・カンパニーの『LAND seafood 』がオープン

「100BANCH」は、かつて事務所兼倉庫として使用されていた築41年・3階建ての建物を、東京急行電鉄がコンバージョンし、「未来をつくる実験区」というコンセプトのもとにパナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーがリノベーションを施した新しい施設です。弊社は、その耐震・遵法化工事、ファサード・サッシ工事を行いました。
7月7日の2,3階のリニューアルオープンの後、10月31日、待望の「新たな食を探求するダイニング『LAND Seafood』(ランドシーフード)」が、1階にオープンしました。

店舗デザインはカフェ・カンパニー設計デザインチーム。築41年の元倉庫の持つ、力強く無駄のないソリッドな面影と、ダイニングとして食事を堪能することができる温かさと機能を同居させたデザインになっています。
約100坪 / 100席の店内には、シェフの活気を感じられるオープンキッチンを中央に配置。ゆったりくつろげるソファ席、気軽に使いやすいテーブル席、お食事利用もバー使いもできるカウンター、ミーティングやミニイベントにもぴったりなラウンジゾーンも用意されています。「100BANCH」のプロジェクトともコラボレーションし、様々な実験が展開されていく予定です。

 

■住所:渋谷区渋谷3-27-1 ■電話番号:03-6427-9315
■営業時間:ランチ11:00〜15:00 / ティータイム15:00〜17:00 / ディナー17:00〜
※L.O.フード22:00、ドリンク22:30 ■WEBサイト:http://www.landseafood.jp

209-2 吉祥寺の家(リノベーション) 

減築して生まれた吹き抜けで、個性的な空間を創出

建て主N様は、以前我々がつくった「井の頭の家」の再販募集で、2番目に手を挙げられた方である。リノベーション住宅のプロデュースを手掛ける「リビタ」とのコラボ企画だったが、公園が近い環境、デザインを気に入られたN様は、新たに家を購入、リビタを通して、僕らに改修設計を依頼くださった。
既存の建物は1階の採光が不十分だったので、第一にLDKを明るい2階に持ってくることにした。そして暗い1階に光を落とすため、2階和室の床を抜いて大きな吹き抜けを作り、すべての部屋の採光を満たした。仕上げ材にも工夫を凝らし、例えば、和室の床は手斧掛けとしたり、吹き抜けのホールと寝室のタイルは素材を変えてパターンを合わせたり、とリノベーションと言っても、チープなものを使わず、本物を使うことで豊かさを生み出している。
内装だけでなく、外部のバルコニーや玄関ポーチの柱などにも、以前のブロックやタイルの面影が感じられるような左官仕上げにしている。以前の雰囲気を残しながら新しいものを加えて新旧の共鳴を生む、それがリノベーションの醍醐味である。
「井の頭の家」では吹き抜けの階段は直線であったが、この家では、階段も単なる上下移動の機能ではなく、ゆったりと移動を楽しんでもらえる場所にした。浴室もミストサウナのためのベンチを設けている。寝室の裏側は、和室の方にまで伸びる広い収納スペースになっている。

戸建てのリノベーションは、耐震性、断熱性能などの向上を見込めるだけでなく、減築を行いながら豊かさをも生むような、さまざまな可能性に満ちた建物づくりが行えるのである。

  (納谷新氏 談)

208-4 「QUICO 外壁補修工事」行いました 2017年1-4月

前ページでご紹介した「QUICO」の外壁補修工事は以下のような調査を反映して行われました。
1.外壁―仕上げの防水処理は、設計図書による仕様の改質アスファルト防水でなく、ケイカル板下地にFRP防水を施し、トップコートによる色付け仕上げと思われた。外壁に無数の亀裂、破損、欠損が見られ、室内への漏水箇所があったので、下地処理を施しポリウレアの吹付けを行った。
2.屋上、バルコニー、庇の床面は、防水自体はFRPによるものと思われるが、仕上げに張物があった。またドレン廻りはかなり劣化していたので補修を行った。
3.手摺、天井等の鉄部はかなり錆が出てきていたので補修。
4.ウッドデッキの木部―2、3階の南面にあるウッドデッキ床材は日の当たる西方向は乾燥状態だが、当たらない東方向は腐食しつつあったので張り替えた。
今回の工事では、ポリウレアエクストリームで修復。多少爆裂した箇所の凹凸が残ったところもありますが、全体にきれいに収まり、漏水も止まっています。お客様にもご満足いただいています。
米国ライノライニング社の代理店、ライノジャパンの営業統括本部本部長の角田孝道氏にもお話を伺いました。
「昨年、TVで紹介されたこともあり、一般の方への認知度はかなり上がってきています。ポリウレアは、2液混合による化学反応で、高反応性(超速乾硬化)と類まれな物性特性を発揮するエラストマー(弾性特性を持つ高分子結合物)です。2液を65~70℃の高温でスプレーガン先から噴射し、コンクリート・金属・鉄板・木材などほとんどの基材に付着、5~10秒で指触硬化が確認できます。1980年代の初めに開発され、その後商業化が進んだ比較的新しい樹脂になります。耐薬品性、耐摩耗性、防水性などあるのでいろんなところに応用されています。ピックアップトラックの荷台から建築建材、さらには地下マンホールなどにも利用されています。国内では2016年、水道施設の資機材の材質試験をクリアー。さらに「飛び火定」の試験も今後予定されおり、利用範囲の大幅な拡大が期待されています。いくつかの大学との共同研究も行っており、今後も実績を上げていきたいですね」
お問い合わせは下記の通りです。
ライノジャパン㈱ 電話:03-6228-1400