217-03 「2018年度 辰安全衛生協力会 安全大会開催」

3月20日、渋谷商工会館において、2018年度辰安全衛生協力会の安全大会が開催されました。安全衛生協力会は、辰と協力会社の皆様が一緒になって安全パトロールなど、無事故無災害を目指す活動を行うものです。
第1部
活動報告、決算報告、次年度活動計画・予算案承認などに続き、今期より新たに磯辺工務店、 日南鉄構、八重洲電業社、創心建設興業の4社に幹事に就任いただきました。その他6名の役員は昨年の方々が重任されています。恒例の各表彰者は以下の通りです(敬称略)
◆安全作業所
1.中目黒マンション新築工事  所長 讃井隆浩
2.エフプランニング社宅兼事務所新築計画 所長 佐々木健太
◆安全標語
最優秀賞:浜田製作所 浜田雅史(年間スローガン)入賞:12名 (月間スローガン)第2部
辰の現況報告と各表彰、新しい建築部チームのリーダーと新入社員紹介などが行われました。
◆優良協力会社:アイバ工業、共立設備、中居工務店、糸井電設、磯辺工務店
◆匠:高島忠鍚(共立設備)、細谷隆幸(玉屋硝子工業)、久保木栄治(久保木土建)
◆営業褒賞:日南鉄構、東京建工、長田測量設計事務所、エイエヌ工業、ナンセイ、糸井電設
第3部は、『江戸下町の安全活動~落語に学ぶ、安全の知恵~』と題して、落語家の三遊亭多歌介師匠の楽しい講演と落語が開催されました。

217-4 「新川2丁目共同住宅新築工事」竣工内覧会と落成式

さる3月16,17日、「新川2丁目共同住宅(建物名:SHINKĀ)」の竣工内覧会と落成式が開催されました。
(プロジェクトの詳細はこちらhttp://shinkatokyo.jp/)
1日目は内覧会の後、鯨津現場所長撮影の写真を見ながら、自分の登場場面に合わせて、工事担当者がスピーチを行うという楽しい企画が用意されました。
建て主S様は「多くの職人さんたちは、建物の完成形を見ることが少ないと思います。竣工したら内部も含めて、ぜひ皆さんに建物全体をみていただきたいと思いました」と語られ、飲み放題、食べ放題の宴の中、各工事担当者にねぎらいの言葉をかけられていました。
すでに工事前半に参加する躯体業者の宴も開いていただいており、当日は内装関係者がほとんどでしたが、スライド上映に合わせて自分の工事を語る参加者の話には、普段聞けないことも多々ありました。
この建物は地下1階、地上12階、地下にはアンサンブルホール、地上12階にはスカイテラスという
コミュニティスペースが設けられ、13タイプの住戸の内、音楽演奏者のための防音室付き住戸が5タイプ14室も用意されています。
音楽好きのS様と設計の長谷川順持氏(事務所が入居予定)、そして音楽愛好家の入居者の方々のクリエイティブなコミュニティが、江戸の情緒を残す新川に新たな住まいの形を提示します。

216-4 「法政大学卒業設計有志展2018」に協賛しました 

 2月、「法政大学卒業設計有志展2018」の開催に協賛させていただきました(2018年2月20日~28日 於:Gallery IHA)
都心で多くの建築家の方のお仕事を受注させていただいている施工会社として、建築を志す人たちの学びの場の更なる充実に、弊社も少しでもお手伝いができればと願うものです。
  建築学科としては初めての学外展示とのことで、オープニングパーティには社長森村、副社長岩本(法政大学OB)がお祝いに参上。22日の「ゲストクリティーク」では法政大学の小堀哲夫先生を始め、ゲスト建築家の、島田陽/tato、西田司/ondisign、今村水紀/miCo.、川辺直哉/NAOYA KAWABE ARCHITECTS、田井幹夫/architect cafe、の6名の先生方による公開講評が行われました。
まず、ポスターセッションとして一人2分、出展者全員が自分の作品のプレゼンテーションを各ゲストの先生に対して行います。その後4分間、その先生から質疑応答を受けます。つまり一人の学生は2分+4分=6分を使って、自分の作品を6回、アピールするわけです。各先生方は20作品分、巡回しながらその評価を行います。その後、選抜された7作品のプレゼンテーションと公開審査が行われ、そして全体でディスカッションして入賞作品を決定、という運びになります。
会場の「gallery IHA」は、長谷川逸子・建築計画工房のオフィスとして使ってきた「BYハウス」が、ギャラリーとしてリフォームされたもので、1,2階のスペースにたくさんの模型が所狭しと並べられていました。  このギャラリーは、2016年のオープン後、アートや建築の展覧会、春秋のレクチャーシリーズを実施し、2017年5月にNPO法人『建築とアートの道場』となりました。このような公開セッションは、まさに「道場」の名にふさわしい催しです。
ただ新しいものを創るのではなく、敷地の現状を読み解いた学生さんのフィールドワークはそれぞれに面白く、また先生も学生の意図するところを解釈し、問題点を指摘し、良さも見つけ出し、さらに今後につなげる視点を短い時間で伝える……、見ているだけで、タフな作業が繰り広げられました。
最後まで拝見せずに会場を後にしましたが、学生さんの最終日のツイッターの書き込みには、「得るものがあまりにも多く、来年以降も続けてこれを伝統にしていきたい」というコメントが掲載されていました。

215-4 正木亮様・本島美和様にインタビュー 

「タイミング・ハプニング、そして・・フィーリング」

 今回弊社で施工した「浅草バレエスタジオ」の正木亮様、本島美和様にさらにお話を伺いました。
―ご自宅部分の壁はとてもきれいな色使いで、正木先生がイタリアにいらしたときのお住まいの影響もあるそうですね。
正木:15年くらい前に、イタリアにいるリンゼイ・ケンプのところへ一緒に舞台をやってほしいと頼みに行ったんです。当時はビザも厳しく、僕は裏方をやりながらトディで一緒に舞台をやって、それからイタリア中をツァーで回りました。
―巨匠ローラン・プティ振付の作品もお持ちだということですね。
正木:とても気難しい方なんですが、プティ振付のオリジナル作品を持っているバレエダンサーは、日本にはあまりいないと思います。
―美和先生は、新国立劇場の研修所ができて、すぐにお入りになったのですね。
美和:2000年に牧阿佐美バレヱ団に入りましたが、以前から留学して海外で学びたい、という思いがあったんです。でも新国ができて、日本に居ながらにしてバレエについて学べると知って、研修所に入りました。2年後、新国のバレエ団にもオーディションで入ることができました。
―ソリスト2名のうち1人!その新国も20周年を迎えました。
美和:そうですね。今は毎年ですが、昔は隔年しか募集がなく、私たちの時は7人。1期生だったので、生徒も先生も当時は手探りでした。
―2011年には、プリンシパルに昇格されています。ご自身で好きなレパートリーなどあるのですか。
美和:ちょうど、デヴィッド・ビントレー監督のときでした。もちろん古典作品は好きですが、新作に取り組んでいるときも、エキサイティングで好きですね。古典はどの振付バージョンで行くということさえわかれば、すぐに踊れます。ですが新作ですと、曲も初めて、動きも初めてということで、身体が喜ぶというか、新しい発見があります。
―今回、正木先生と後進の指導に当たられることになったのですが、ご結婚のきっかけは?
美和:実は結婚する前から、正木家では家を建てる話が出ていて、付き合って間もないのに、間取りが変っちゃうから、「どうするの?」とどんどんスケジュールが進んでいって(笑)。でもそんなきっかけでもないと、お互いにいい年でしたから。「結婚って、3つのingが合って起こる」とよく言われるみたいですね。タイミング、ハプニング、そして…何だったかしら。(編集部注:フィーリングでした)
正木:僕は、自分自身、結婚不適合者だと思ってたな。
美和:私たちが結婚するなんて周りがびっくりしていました。4年前、彼が参加していた「清里フィールドバレエ」に、私も「白鳥の湖」でゲスト参加することになったのですが、最初組む予定だった方がケガをされて、正木さんに白羽の矢が立って…。清里萌木の村の夏の特設会場で、2週間だけ屋外で上演されるのですが、森の中で本当に白鳥たちが踊っているような幻想的なステージなんです。夜は天の川が見えたりして、自然ってほんとに舞台では得られない魅力があります。
正木:天候に左右されて、雨が降ったり、虫がたくさん来たり、中止になることもあり、毎年自然との闘いですけどね。
(―3つのingが起こったわけです)
美和:付き合い始めた時は、30代前半でまだずっと踊っていたいという思いがあり、「スタジオを作る」と言われても実感がわかなかったのですが、3年経った今、この年になってみると周りには明らかに年下のダンサーの方が多い。そして、私自身、若い子たちに「こうしたらもっと良くなるのに」という気持ちがわくことも多くなりました。こういう気持ちが後進を育てる最初のきっかけかな、と感じています。
ーバレエ人口は日本は多いそうですね。お教室もたくさんあります。
正木:たまたま浅草は少ないけど、都内は駅周辺に10から20件はありますね。1つの貸しスタジオを複数の教室が曜日を変えて借りていたりもします。使い勝手のいい大きなスタジオを作りたかったですね。
「なんで(天井が)高さ4mも必要なんですか。3mじゃだめですか」と山縣先生に言われて、随分やり合いましたね。
―クラシックバレエは、他のダンスと比べて少し敷居が高いところがいいし、やはり全ての踊りの基本みたいなところはありますね。
美和:フィギアスケートでも、今はバレエの動きをしっかり取り込んでいます。上半身の動きなどは、ほんとに昔とは違います。
正木:バレエはルネサンス期にルイ14世の庇護で発展した文化ですが、今は当時のようにバレエに湯水のごとくお金を使える国がなくなっています。20年くらい前から世界中が戦争に向かっていて、文化の質が落ちている気がします。予算を削られ、舞台数が減る、ダンサーが育たない、質が落ちるーバレエの衰退が始まっているんです。
美和:平和な時代でないと文化は発展しないと思います。これから出てくる若い子たちにいい未来を、そしてバレエ界全体がいい状態になることを願っています。
正木:このスタジオを踏み台に、世界に羽ばたいてほしいですね。
―本日は、ありがとうございました。