162-1 自然と暮らす

2013年9月15日 at 4:00 PM

今月は、表紙の上野毛の瀟洒な斜面住宅と、表参道のおしゃれなアイスクリームケーキ専門店のご紹介です。
斜面住宅は緑豊かな環境の中、光や風の自然の恵みをふんだんに取り入れることができます。朝起きてから夜休むまで、視界に入ってくる美しい景色は、どれだけ住む人を和ませてくれることでしょう。さらに、この家には車庫の上部に水盤が設けられ、水のさざ波が涼しさや光の遊びを演出しています。海岸や湖畔など自然の水面を身近に見られる別荘にも憧れますが、都会の住宅でもこのように水辺を作り出すことにより、特に暑い夏などずいぶんと過ごしやすくなるでしょう。

さて、一方で最近の自然の猛威には驚かされることが少なくありません。
「これまで経験したことのない大雨」という言葉が、この夏何度聞かれたことでしょう。加えて雷や突風にも「これまで経験したことのない」ほどみまわれることになりました。

8月12日、首都圏を襲った雷雨により、都内では1万3000世帯が停電、落雷を受けた電車が止まってダイヤが大幅に乱れたり、信号機が故障したりと、日ごろ忘れていた落雷の恐ろしさを改めて見せつけてくれました。
ちょうどお盆休みに入ったその日、私が個人的に管理を手伝っている都心の古いマンションの入居者から、「自分の部屋だけ、停電している」という電話が入りました。東京電力に連絡して見てもらったところ「マンション全体の電源分電盤の一部のヒューズだけが飛んでいる」ということだったそうです。工事にちょっと詳しい方ならすぐにお判りでしょうが、いまどきの分電盤はブレーカー方式で、過電流を遮断します。このマンションは、かなり築年数がたっているわけです。当該の部屋の室内分電盤にはブレーカーが設置されていましたが、そちらは落ちておらず、東京電力の人は、一番メインのヒューズから近いその部屋のヒューズが飛んだので、「雷のせいだろう」と言ったそうです。しかし東京電力は電気工事を行いません。至急、電気工事を行ってくれる専門業者を探さなくてはなりませんでしたが、さてその日はお盆の入り。日本全国、ほとんどの工事業者はお休みに入っています。しかも夜になっています。インターネットで検索して、やっと「24時間営業」と書いてある業者を見つけて連絡を取りました。翌日、昼過ぎに来てもらうことができましたが、入居者は高齢の方。夜はともかく、この暑い日中にエアコンなしでせまい室内で待っていただくわけにはいきません。午前中から復旧する夕方までは、図書館に避難していただきました。

ほかにも、当日「自宅のパソコンが過電流で壊れてしまった」という方の話を聞きました。停電も、最近ではめったに経験することがなくなった私たちですが、今やオフィスでも自宅でもパソコンなどの大事な電子機器が身の回りに増えています。今回は改めて落雷について、その被害を受けないようにするにはどうしたらいいのか、基本的なことを復習しようと、p4の「INFORMATION」でご紹介記事を作成しました。身の回りの対策、取れていますでしょうか。とりあえず私は、雷サージ対応コンセントを買いに家電量販店に行きました。