149-4 住吉神社例大祭 8月5日

2013年4月12日 at 3:04 PM

このたび、弊社は中央区月島のリバーサイド分譲マンションのエントランス改修工事を受注いたしました。その近隣の佃島では、毎年お祭りが行われています。工事に先駆け、管理組合様に教えていただいたので、さっそく訪れてまいりました。ご紹介します。

佃島は、江戸時代に隅田川下流の分岐点に埋立地として作られ、その後、北側にあった石川島と地続きになり、明治以降、重工業の拠点となりました。その後、工場撤退とともに一時過疎化が進みましたが、最近では、大川端リバーシティに代表される再開発により快適な都市生活環境が整い、もんじゃ焼きで有名な下町情緒も受けて、人口の流入が増加しています。
また、「月島ホームズ」に隣接する倉庫街には、古い倉庫をリノベーションし、現代アートギャラリーやレンタルスペース、レストランなどに利用されるなど、若い世代に向けたまちづくりも見られます。

毎年、8月6日、7日には、住吉神社の祭が行なわれ、3年に1度は、大祭として、その前後の土日を使った4日間祭が行なわれます。本宮の八角神輿は天保9年(1839)に作られたもので、170年を過ぎて老朽化が進んだため、新しく作ることになりました。しかし、昨年は震災の影響により宮神輿巡幸(本祭)が延期になり、今年がそのお披露目の年となりました。取材中は、街のあちこちで、「八角」「八角」と話をする人たちの声が聞かれ、町の人々の祭への熱い思いを感じます。
祭では、黒木鳥居が立てられると島が全て境内ということになり、「住吉大神」と書かれた6本の大幟が立てられ、龍虎の獅子頭、黒駒の獅子頭(共に中央区区民有形民俗文化財)も飾られます。幟を支える抱木・柱は、祭が終わると佃小橋の川の底に埋められ、また大祭の年に掘り出されるのです。こうして大切な木を保存してきた、先人たちの知恵を垣間見ることができます。