173-4 震災後の外壁パネルのヒビから漏水

2014年8月7日 at 12:48 PM

下町の、築26年のビル。外壁パネルに小さなワレが生じ、それが原因と思われる漏水の調査を承りました。

オーナーは2011年の東北大震災直後、ビル正面の、ビル名看板の下の外壁パネルにワレが入ったのを確認していました。当時は、それほどひどく思われなかったのでそのままにしておられましたが、昨年から大雨の時に最上階で雨漏りがするようになり、今回、弊社が調査を行うことになりました。
9階南側壁面にも、同様に外壁にビル名の看板ロゴがかかっています。近隣ビルから、望遠レンズで外壁の不具合を撮影していったところ、1階の看板下のパネル同様、9階にも、一部の文字の下に薄いワレが発見され、そこからの雨漏りと考えられました。
コンクリートの躯体部分に直接取り付けた看板の足部分と外壁パネルの間で揺れによりずれが生じ、ガラスが主材料のパネルにヒビが入ったものと思われます。
昨年来の豪雨は、予想を超えたものとなっています。パネル自体は問題がなくても、看板など別の穴開け工程が入った場合、条件が変わってきます。今回はメーカーで同じ色のパネルの製造をすでに中止しているため、足場、またはゴンドラ等を利用して文字看板を一時撤去し、メーカー仕様の補修材で修復後、看板を復旧することになりました。多少現在より目立ちますが止水処理として問題のない範囲と考えております。

(報告:リニューアル部)

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