151-2 世田谷M邸

用途: 竣工年月: 場所: 設計: 構造: 規模:

ライトコートを中心に回遊性と耐震性を確保した住宅

 世田谷区の住宅街にRC住宅が完成した。近い将来東京で予想される震度7に耐えうる構造を有する住宅である。個人住宅において耐震性に対する重要性が増してきている昨今、ハウスメーカーでは得られない耐震性の高い基礎設計とした。基礎のみならず地上部の耐震性の安全性を満足させるならば開口部を出来るだけ少なくし外壁は耐震壁で構成すれば良いという事になる。
世田谷区M邸では、開口部を大きく確保し太陽光が降り注ぐ明るく開放的な住環境が求められた。自由な間取りが可能なRC造とすることで、ライトコートを中心としそれを包み込みフルオープンのサッシュを持つ開放的なプランを可能とし、リビング、ダイニングから繋がる回遊性を持ち拡がり感のある住まいを実現した。限られた敷地という条件下のなか建築前には想像できないほど明るく開放的な住環境が実現した。完成した建物は建築主が予想していなかった、都会のオアシスのように感じる心地の良い空間を得ることが出来た。一品生産=オートクチュールであるが故の理想の住宅を実現できたのではないか、と思っている。
完成までの道のりは決して楽ではないがそのプロセスも含めて、オーナーには楽しんで頂けたと感じている。

(中村 晃氏 寄稿)

所在地:世田谷区
構造:RC造
規模:地上2階
用途:専用住宅
設計・監理:中村晃/アーキプラス
竣工:2012年9月
施工担当:竹原、間瀬
撮影:アック東京

2013年4月14日 at 12:03 PM