145-3 千駄ヶ谷の家_改修

用途: 竣工年月: 場所: 設計: 構造: 規模:

 

2 棟の家屋の連携が新しいコミュニティを生み出す

千駄ヶ谷の築38 年の木造住宅2 棟が、建て主志水様の設計で、自宅と貸し事務所に生まれ変わりました。デッキでゆるやかなつながりを持つ、2 棟の建物には、結婚、子育てを迎える建て主のこれからの生活への思いが込められています。

 「子育てへの思い」

この4 月に結婚するにあたり、これからの子育てをどうしていきたいか、自分たちでいろいろと考えてみた。 もともと子どもは近所の様々な人の中で育てられてきたはず。ところが、今、都会では夫婦二人だけでの育児を強いられている状況が少なくない。子育てをするのなら、職業も、年齢も、性別も異なる、いろんな人がいるコミュニティがあって、子どもがいろんな人に出会い、いろんな感覚を感じながら育っていける環境が望ましいと思う。
その環境を作るため、可能な限り、グランドレベルを開放的にしたいと考えた。ベランダやサンルームを撤去することで、外部用途をグランドレベルに出すようにし、同時に明るく心地よい環境となるようにした。 今後は近隣の方々にも、共用テラスに自然に腰掛けてもらったり、会話が出来るような関係・状態を築いていきたいと思う。

(志水正典氏 談)

所在地:渋谷区千駄ヶ谷
構造:木造 規模:地上2 階
改修設計・監理:志水建築設計事務所
施工担当:宮島、柴田
引渡し:2012 年3月
撮影:勝見一平

2013年4月8日 at 12:00 PM