131-2 下北沢 Apartments +Blocks

撮影:堀田貞雄

「形式の異なる建物が一体になったコーポラティブ住宅」

もともと、旗竿敷地に6戸の長屋形式の集合住宅を建てることでスタートしたプロジェクトだった。施工上の配慮から、隣地の空き地を借りて資材置き場にすることにしていたが、その隣地にも、結局新たなコーポラティブ住宅を背中合わせに建てることになった。
後からスタートした Blocks は、接道要件を満たしていたので、共同住宅の形式を取っている。1つに見えるプロジェクトは、実は2つの建築の組み立てが異なる6戸と8戸のコーポラティブ住宅なのである。
敷地は下北沢の駅から近い、閑静な住宅街にある。それぞれ2棟の分棟にして、大きな塊となることを避け、周辺になるべく威圧感を与えないようにした。長屋形式の Apartments は、地階だけの住戸をなくして80㎡前後の広さを確保するため、メゾネット形式とし、Blocks の方は、およそ 50 から 60 ㎡程度のワンルームとして1フロア1住戸のシンプルな形式となっている。8 X8mの外周構造壁の中に一枚構造壁を入れて、床スラブを切り替え、水廻りのレイアウトの自由度を確保している。
2つのコーポラティブ住宅は、それぞれのクライアントのこだわりがあふれる、多彩な空間となっている。

(CAt 小嶋一浩氏 赤松佳珠子氏 談)

所在地:世田谷区
プロデュース:アーキネット
構造:壁式 RC 造
設計:小嶋一浩+赤松佳珠子/ CAt
構造設計:構造計画プラスワン
設備設計 : 創設備設計事務所
下北沢 Apartments
用途:長屋(コーポラティブハウス)
規模:地上 3 階 地下 1 階
住戸:6 戸
施工担当:鯨津 園田
下北沢 Blocks
用途:共同住宅(コーポラティブハウス)
規模:地上 3 階 地下 1 階
住戸:8 戸
施工担当:鯨津 柴田
竣工:2010 年 10 月
撮影:堀田貞雄

断面図

配置図

2013年3月26日 at 2:00 PM