75-2 下馬2丁目PJ

用途: 竣工年月: 場所: 設計: 構造: 規模:

周りの環境を取り込んだ、開放的なプラン

通りを挟み目の前には枝ぶり豊かなシンボルツリーの如き大木。さらに三宿通りの向こうには世田谷公園が一面に広がる。
この景色を取り込み、屋内でありながら「オープンテラスのような開放感」を大きなコンセプトのひとつとして試みる。
ファサード方立の極小と、ガラスの最大寸法を追い込むことにより、結果、窓の向こうの光に溢れたグリーンが目に飛び込む。境界の存在が不明確になり、まるで外にいるかのような錯覚を起こさせてくれる。
1階を半地下とすることで、1、2階の店舗としての良好なコンディションを確保。
施主のこだわりである3階住居部の階高にもこれが大きく寄与し、ワンルームでありながらロフト、屋上デッキの3層を成立させ、居室の使用方法の多様化に貢献。
住宅と店舗の複合用途でありながら、その機能を損なうことなく、シャープな外観が創出できたのは、施主、監修の理解とアドバイスの賜物であり、「コラボレート」の可能性を再認識させられた。

 (大森伸一)

所在地:世田谷区
用途:複合住宅
構造:RC造
規模:地上3階
設計:大森伸一
竣工:2006年4月
撮影:編集部

2013年1月28日 at 12:00 PM