165-2 Common Garden 原宿 北参道(千駄ヶ谷3丁目プロジェクト)

用途: 竣工年月: 場所: 設計: 構造:

 

社会貢献につながるインキュベーションを期待
建て主の思いが込められたテナントビル

プロジェクトは、明治通りから1本入った小さな交差点に建つテナントビルである。千駄ヶ谷という街は、数多くのマンションメーカーがひしめく住宅地であるが、実は原宿から続く地域一帯は事務所や店舗の多い商業地でもある。アパレル会社の事務所や小さな店舗が数多く存在する。OZONEでの4社のコンペを経て当事務所が設計を行うこととなり、この場所の系譜を継承し、さらに地域に今後も存在すべき建物として、コンセプトを形にした。
四方をマンションに囲まれた場所ではあるが、どの部屋も採光を十分に取り、プライバシーに配慮しながら、空気や視線の抜け感を大事にした。
建物は、地下1階-1階が店舗、2階は事務所、3-4階は1フロア2戸、5階は1戸の賃貸住宅という構成である。
前面東側の外階段は露出させることなく、ガラスで囲むことで、明るさを確保しながら、存在感を持たせている。
地下1階-1階の店舗部分は、明治通り側の北側が吹き抜け空間になっており、ガラスの開口部の内側、2階の事務所の閉じた壁の部分に、店舗の示すディスプレイを自由にデザインしてもらえればと思う。
建物には建て主の参加する「ふるさと東京ユネスコ協会」という民間ユネスコ協会の事務所が入ることが決まっている。定礎に刻まれた建て主の思いが実現するよう、この場所が新たな活動の拠点になればと願っている。

(鈴木孝紀氏 談)

在地:渋谷区
構造:RC造
規模:地上5階、地下1階
用途:集合住宅・
店舗設計・監理:鈴木孝紀/鈴木孝紀建築設計事務所

施工担当:村田、貞弘
竣工:2013年11月
撮影:アック東京

 

2013年12月20日 at 3:01 PM