185-2 麻布メゾン (麻布コーポラティブ・ビルディング)

バリエーションが満足度を呼ぶ、都心のコーポラティブ・ビルディング

  敷地は奥行が深く、少し折れ曲がった変形の土地で、2面接道でレベル差もある。都心であり、建物の階高は必然的に高くなるため、構造的に成立させるためにさまざまな工夫を凝らしている。
梁の高さを階高によって変えたラーメン構造を基本とし、北側の棟と南側の棟の中央に設けたEVシャフトがバットレスの役目を果たしている。
設計においては、基本プログラムと自由度のルール作りの調整が重要であった。南側のファサードを決定するバルコニーはディテールも含めて統一し、側壁の建物の表情を決める開口部は、プロポーションを揃えつつ、位置はアットランダムにしてもよいこととした。基準法上も、実質的なレイアウトの上からも、内部と連動してなるべくバラエティに富んだ空間を作り上げている。設備面では、キッチン、バス、トイレなど異なるメーカーを採用しており、オーナーの細かいニーズに応えている。

                          (鴨ツトム氏 談)

 

建物名:麻布メゾン(麻布コーポラティブ・ビルディング)
所在地:港区
構造:RC造
規模:地下1階 地上10階
用途:集合住宅(一部SOHO)、長屋、店舗
麻布CB建築チーム
企画・コーディネート:トライクコンサルティング 藤田弘之
カナエファーム 片桐雄一郎、仙石明美
意匠設計・監理:
インターデザインアソシエイツ 鴨ツトム、小林恵太郎、青島充
石川淳建築設計事務所 石川淳
アトリエきんぎょばち 石川直子
小川リエ建築設計事務所 小川リエ
Studio Γ 一級建築士事務所 千葉淳子
戸室太一建築設計室 戸室太一
直井建築設計事務所 直井克敏、直井徳子
松本剛建築研究室 松本剛

構造設計・監理:KAP 桐野康則、岡村仁
設備設計:環境プランナー 福永俊春
共用部照明計画:589nmLLC. 大淵智徳
施工担当:竹原、畠中、郷
竣工:2015年5月
撮影:アック東京

 

 

2015年8月15日 at 3:39 PM