203-2 日本橋Nビル

竣工年月: 場所: 設計: 構造: 規模:

 

 

 

開口部にバリエーションを持たせた都心の事務所併用住宅

以前、本社ビルの設計をご依頼いただいた建て主の自宅ビルである。もともと本社ビルの設計時に計画したものが基本になっている。
都会的な洗練された感覚を持つ建て主だが、打ち合わせで当事務所のある金沢を何度か訪れるうちに、地域性についても考えられるようになった。日本橋の江戸情緒のようなものを建物に加えたいとのことで、本社ビルでは外壁をアルミパネルとしていたが、今回は、深みのある質感を入れたいと、当初土壁を検討、しかし最終的に名古屋モザイクの波のような凹凸のあるタイルを採用した。黒っぽい落ち着いた配色が周囲に新たな存在感を示している。その開口部から見える階段の上裏の赤い色が華やかさを加えた。
室内は1-3階が事務所、上層の4-6階が住宅になっている。建て主はマンションにお住まいだったので、いろんな形の窓がたくさん空いていて、ビルに住んでいることを感じさせないオープンな空間を希望されていた。階段室を半外部空間にすることで、限られた敷地を有効活用し、上層階2層には大きな天窓を中心に配置し、吹き抜け空間を設けて採光を確保した。

(小津誠一氏 談)

構造:S造
規模:地上6階
用途:事務所・専用住宅
設計・監理:小津誠一/studio KOZ./E.N.N. +刈谷昌平/刈谷建築設計事務所
施工担当:池上・劉
竣工:2016年12月
撮影:淺川敏/ZOOM

2017年2月20日 at 10:04 AM