247-4 ㈱ZENホールディングス 新社長に 松瀬 賢亮 氏 就任

さる9月11日、㈱ZENホールディングス臨時株主総会にて、各務善胤㈱ユニホー東京支店支店長、松瀬賢亮㈱ユニホープロジェクト推進課課長が取締役に選出され、株主の承認を受けました。
引き続き、同日開かれた㈱ZENホールディングス取締役会にて、㈱ZENホールディングス代表取締役社長に松瀬賢亮氏が選出されました。

松瀬氏は38歳。名古屋大学で建築を学び、㈱ユニホーに入社。緑営業所所長在籍時に、母校名古屋大学が、新たな留学生宿舎建設に際しPPP/PFI手法による公募を開始したことを知り、落札に向けてグループ初の取り組みとなるこの事業を推進。留学生宿舎と福利厚生施設、パブリックスペースなどの設計・施工・管理、またそのための銀行からの融資なども含めて一括して委託するという事業を見事落札し、そのリーダーシップが注目されました。PPP/PFI手法は、海外でさまざまな分野の公共サービスで成果を収めており、日本でもここ数年で活発化。基本的に一括で民間企業に委ねることで、国や地方公共団体の事業コストの削減と、民間のノウハウで、より質の高い公共サービスを提供できる事業です。

松瀬新社長はさっそくグループ各社社長との面談を開始され、9月30日、弊社社長岩本との打ち合わせに、辰にも来社いただきました。

松瀬 賢亮(まつせ けんすけ)

1982年 長野県生まれ
2005年 名古屋大学社会環境工学科建築学コース卒業
㈱ユニホー入社 開発事業部
2009年 分譲事業部
2012年 緑営業所 所長
2017年 PPP/PFI推進室 室長
2019年 プロジェクト推進課 課長
2020 年 ㈱ZENホールディングス代表取締役に就任
趣味:ゴルフと読書、youtube鑑賞
妻と子(男3、女1)の6人家族

 

246-4 千駄ヶ谷駅前公衆便所改築工事 お披露目式 8月20日

千駄ヶ谷駅前公衆便所のお披露目式が、8月20日午前10時より行われました。
渋谷区では、昭和54年に建設され、洋式化も未整備であった同公衆便所を、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催時には多くの人が利用することが予想されるとして、秀逸なデザインとなるように整備することを目的として事業の公募を行いました。その結果、設計を谷尻誠氏・吉田愛氏主宰のSUPPOSE DESIGN OFFICEが、施工を辰が落札し、この度完成の運びとなりました。
当日は、長谷部健渋谷区長、千駄ヶ谷地区町会連合会会長山本昭様、設計の谷尻誠氏の挨拶の後、テープカットが行われ、式典終了後、施設見学も行われました。

長谷部区長は「延期となってしまった東京オリンピック・パラリンピックではありますが、ダイバーシティ渋谷を象徴する、まったく新しいデザインの建物となり、将棋の街、渋谷をアピールする、棋譜の掲示もうれしく思います」とコメント、建物の完成を讃えました。

SUPPOSE DESIGN OFFICEの共同代表、吉田愛氏は「大きなコンクリート打ち放しの壁が吊り下げられている開放的な空間は、セキュリティやダイバーシティに対して新たな解答を導き、また打ち放しの壁は硬化を遅らせる表面処理材リタメイトを採用し、打設後のコンクリートに洗い出し効果を得て、ハードな表情がスポーツ施設の多い周辺環境とも呼応しています」と施工面の特徴を語ってくださいました。建物の詳細については、また改めて次号以降に掲載します。

 

千駄ヶ谷駅前公衆便所改築工事
構造:RC造
規模:地上1階 用途:便所
設計・監理:谷尻誠・吉田愛/SUPPOSE DESIGN OFFICE
施工担当:鯨津・鍋島・森村
竣工:2020年8月

245-4 「TREES(鵜の木集合住宅)」矢板工事と鉄骨工事について

今月ご紹介した「TREES(鵜の木集合住宅)」では、通常、建築の基礎工事で土留めに用いられる矢板をコンクリート打ち放しの壁面をつくる型枠として用いています。建物にハードな印象を持たせる工事が、実際にはどのように行われたかを現場担当者に聞きました。

①矢板工事
矢板を建物に使用したのは道路に面した1階から3階までの独立した壁面です。高さ9mになります。
まず、建て主様と設計者の先生、そして型枠大工さんを交えて、近くの弊社施工物件の見学ツァーを行い、いろいろな外壁を見ていただきました。
その後、モックアップ(試作品)を作り、設計者の先生、建て主様に確認いただきました。矢板の厚みは30㎜で、幅がバラバラの材料を普通型枠に1枚ずつ積み上げるように貼っていきました。
大変だったのはむしろ解体するときですね。結構重くて手間がかかりました。

(現場担当 瀧澤)

②鉄骨工事
TREESの鉄骨階段の特徴は、厚さ12mmのStの踏面と手摺が逆T字型に点着けされているように見える軽快さです。Stの厚さや溶接方法を確認するために、伊藤氏自らが工房に出向き、職人と直接打ち合わせを実施しました。 検討段階では伊藤事務所にて1/10スケールの模型を何度も作り変え、意匠性やバランスなどのデザインを確認しました。
制作したのは、鉄骨工事一式を請け負う「丸鐵工房」さん。意匠系金物制作は豊口陽さんが担当しています。
2003年、弊社施工の久我山の賃貸併用住宅「Villa Porta Bella」では建て主様から「自由に作って」と依頼され、門扉や手すり、表札、照明などを全て葡萄をモチーフに作り上げた豊口さん。今は設計の先生のデザインで作ることがほとんどです。「自分のデザインで作る機会もたまにはほしいですね」と話されていました。

株式会社 丸鐵工房( marutetsu kobo)
本  社:〒185-0012 東京都国分寺市
鉄骨工場:〒355-0076 埼玉県東松山市
金物工場:〒208-0023 東京都武蔵村山市

弊社施工:kaede、祐天寺ハウス、神宮前の家2017、カヌースラロームセンターろ過施設、TWビルディングなど多数。

 

244-04「ヨコハマトリエンナーレ2020」の作品を制作しました

ヨコハマトリエンナーレ2020
出展アーティスト「ファーミング・アーキテクツ」の作品を辰が制作

7月17日(金)~10月11日(日) 横浜美術館、プロット48

 

今回で20年目を迎える、ヨコハマトリエンナーレ。アーティスティック・ディレクターに初めて外国人を迎え、新型コロナウイルス感染症の流行により2週間延期されましたがいよいよ7月17日から開催されることとなりました。
初の外国人ディレクターはインド出身の3人組「ラクス・メディア・コレクティヴ」。参加アーティストの地域もアジアを中心に非欧米地域が多く、多様化している点も注目されます。

掲げるタイトル「AFTERGLOW ―光の破片をつかまえる」とは、ビッグバンの後、宇宙に発せられ、今も私たちに降り注ぐ光が時空を超えて広がるイメージ。5つのキーワード、「独学」=たくましく学ぶ、「発光」=学んで世界へと光を送る、「友情」=光の中で友情を育む、「ケア」=互いにいつくしむ、「毒」=否応なく存在する毒と共存する、とそれぞれ導き出されたキーワードに約70組のアーティストが呼応します。新型コロナウィルスのパンデミックで「STAY HOME」を余儀なくされた世界を予見したかのようなメッセージが、街に活気をもたらします。

そしてこの度、その中のベトナム人アーティスト、「ファーミング・アーキテクツ」の作品を辰が制作することになりました。
「ファーミング・アーキテクツ」は2017年にズン ・アン ・ヴィエットとニャン ・アン ・タンが設立。ハノイを拠点に活動している建築設計事務所です。
自然や地理、気候、人間に注目し、「都市に緑の種をまく農家のような建築」をコンセプトに、持続可能で環境にやさしい住居やカフェ、図書館などの建築設計、内装デザインを手がけており、ハノイの「KOI(鯉)カフェ」は、世界的な建築情報サイトArchDailyの「Building of the Year 2018 Hospitality Architecture」に、また「VAC-LIBRARY」はアメリカ『TIME』誌による「World Greatest Places 2019」に選出されました。

「ファーミング・アーキテクツの作品は、AFTERGLOWのコンセプトの『ケア』の項目に合致し、子供たちのためのライブラリー建築『VAC-LIBRARY』に関してもラクスが非常に興味を持ち、それらを備えた機能を依頼しました。エコロジカルな空間を子供たちがリアルに体験できる、トリエンナーレ全体の中でも大きな展示になります」と組織委員会事務局のキュレトリアル担当、倉茂なつ子さん。
「チケットは3密に配慮して事前日時予約制となっており、現在は7,8月分の申込みを受け付けています。たくさんの方にご来場いただきたいですね」とのことです。

◇ヨコハマトリエンナーレ2020
チケットは日時指定の予約制です。下記からお申込ください。
https://www.e-tix.jp/yokohamatriennale/
一般2,000円/大学生・専門学校生1,200円/
高校生800円/中学生以下無料(事前予約不要)

1チケットで、横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館に入場できます。
横浜美術館への入場は、日時指定が必要です。
プロット48は、【横浜美術館と同日に限り】
お好きな時間にご入場いただけます(ただし入場は閉場の30分前まで)。