199-4 「カルツェドニア新宿」 がグッドデザイン賞2016を受賞

2016年10月17日 at 2:47 PM
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カルツェドニア新宿 撮影:アック東京

2015年9月に竣工した「カルツェドニア新宿」がこのたび、グッドデザイン賞2016を受賞しました。
グッドデザイン賞は、様々に展開される事象の中から「よいデザイン」を選び、顕彰することを通じて、社会全体をより豊かなものへと導くことを目的とした「総合的なデザインの推奨制度」です。(公益財団法人日本デザイン振興会主催)
もとは1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」というもので、以来約60年にわたって実施されています。大賞はあらゆる領域にわたり、受賞数は毎年約1,200件、59年間で約43,000件に及んでいます。グッドデザイン賞を受賞したデザインには「Gマーク」をつけることが認められており、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。
弊社でこれまで施工させていただいた受賞作品には「Vague (設計:北山恒architecture WORKSHOP)」、「リジェンティス(設計:木名瀬佳世建築研究室)」、「CASCADE原宿(設計:UDS)」などがありますが、いずれも設計者の方のみでの受賞でした。今回は、弊社も施工会社として一緒に受賞することになりました。以下は、設計の光井純氏のコメントです。

 「新宿の目抜き通りに面して、『間口4m、角地』という小さな敷地に新たに建設した商業施設である。外観デザインは内部が良く見えるガラスファサードとし、昼は小さなスカイスクレーパーのように、そして夜はランタン状の建物となって周囲に存在感を示している。細長い内部空間は、スキップフロアになっており、吹き抜けの中央階段が店舗の回遊性を生み出し、店内をめぐる人の様子が街行く人々からよく見えるように配慮している。また、上層階にも魅力を持たせるために工作物を設け、周辺の建物と高さを合わせる工夫をしている。結果的に看板建築が多く建ち並び、埋没しがちなストリートにおいて、建築デザインの力で新たな街並みをつくることを試みた。ファッションブランドをテナントに迎えた今回の計画では、建物の表情として店舗内部の様子を見せることは重要なファクターとなる。その中での人々の動きこそが外部へのメッセージとなり、人々の賑わいを作る。街本来の活気を見せるために、建築のデザインが街並みを作る可能性を再認識したい」

(光井純 & アソシエーツ建築設計事務所)

所在地:新宿区
構造:S造(一部SRC造)
規模:地下2階、地上3階、工作物
用途:物販店舗
設計・監理:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所
施工担当:岩本、鯨津、川崎
竣工:2015年9月
撮影:アック東京