226-2 ラグシスヒルズ三軒茶屋
高台に建つ、洗練されたフォルムの集合住宅
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①北棟北面
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②自然石のタイル、木目のルーバー、打ち放しコンクリートなど落ち着いた色調の素材に彩られるエントランス
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③スタイリスティックな照明デザインのエントランスホール
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④南棟から北棟への連絡通路には階段昇降機(広洋産業)を設置。車いすでの移動を可能に
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⑤リビング・ダイニングと奥に連なる個室。個室の引戸を開閉してワンルームのようにもレイアウト可能
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⑥アイランド型キッチンは、ハイパーガラストップコンロ。ホーロークリーンレンジフードとともに掃除のしやすい仕様
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⑦北棟406号室のリビング・ダイニング。エコカラットを採用し、気になる臭いや有害物質を軽減している
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⑧北棟最上階からの眺望。標高約29m、高台から都心への景色が広がる⑨模型。2面道路に接道し、レベル差のある変形敷地に建物を効率的に配置し、各住戸の採光、開放感を確保している
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⑨模型。2面道路に接道し、レベル差のある変形敷地に建物を効率的に配置し、各住戸の採光、開放感を確保している
都心へのアクセスが良く、静かな住環境の世田谷区三宿。烏山川緑道などが眼下に広がる緑豊かな高台に、格調ある分譲マンションが建ち上がりました。
敷地は南側斜面に位置し、北棟、南棟がそれぞれ西側道路、南側道路に接道している2棟構成の建物です。
エントランスは、モノトーンの自然石やタイル、木目のルーバーの構成が重厚感を与えています。中に入ると、ホールには直線のラインを活かした照明が壁から天井へ美しいラインを織りなし、訪れる人を迎え入れます。
構造的には鉄筋コンクリート造でダブル配筋を採用して強度と耐久性を高め、居室の床とスラブの間に緩衝空間を設けた二重床・二重天井、外壁は150mm、戸境壁も約200mmの厚さとするなど遮音性に配慮しています。
冷暖房効率を高める複層ガラスや、地震でドア枠が変形してもドアが開いて避難路を確保できる耐震枠玄関ドアを採用。また、エレベーターのない北棟へ南棟から車いすの方も移動できるよう、階段昇降機を設置しています。
各住戸には、TES温水式床暖房や、ecoジョーズ、ペット対応の床や、ミストサウナ、16インチTV付きの浴室など、先進の機能を採用した設備を配置し、快適な住まいを提供しています。さらにプライバシーや防犯にはSECOMの24時間セキュリティシステムなど毎日の安心を見守る様々なサービスが施されており、成熟した街にふさわしい邸宅の暮らしを提供しています。
(編集部まとめ)
所在地:世田谷区
構造:RC造 壁式構造
規模:地下1階、地上3階
用途:共同住宅(分譲22戸)
売主:エスケーホーム
設計・監理:日総設計
施工担当:村山、堀内、青山
竣工:2018年11月
撮影:アック東京