262-2 市ヶ谷迎賓館大規模改修

用途: 竣工年月: 場所: 設計: 構造:

長く暮らしていく「空間」だからこそ、オンリーワンを

もともと建物3 階部3LDK に住んでいたが、子どもが海外留学から帰国したこともあり、家族4人で住むには手狭さを感じ始め、改修工事を考えるようになった。

当初は建物3階部をワンフロアとして計画していたが、紆余曲折ありスラブに開口を作り、上下階を階段で繋げる計画に落ち着いた。

住設備にはこだわっていて、特にキッチン・浴室・家事室は使い勝手の良さと高級感が出るように意識した。
キッチンはCUCINA(クチーナ)を採用し、面材は木目を浮き上がらせるような仕上げを施した「浮造り︓うづくり」のものを使用。天板は「デクトン」のタイルにし、ガス台・コンロ・グリル・IH は「ガゲナウ」を採用することで、組み合わせの自由度が高くなり、また使い勝手も良くなるようにした。また、コンロ脇に「ポットフィラー」を設置することで使いやすさと料理のバリエーションも増え、キッチンに立つことが楽しみでならない。

浴室はフルオーダーユニットを採用。パネルの目地で石の模様が切れないようになり、区画形状上デッドスペースになる場所も上手く活かすことができた。

我が家は犬を2匹飼っているので、家事室にトリミングスペースを設けた。それを2階玄関付近に設けることで、散歩から帰ったあとスムーズにシャンプーすることが可能。また洗濯機などの設備も同室にあることで、その場で洗濯などもおこなえる。家事をおこなう人にとっては非常に助かるポイントでもある。

長く暮らす「空間」だからこそ、新しく生まれ変わった「市ヶ谷迎賓館」はオンリーワンでありたい。使い勝手の良さと、更には景観美を兼ね備えた空間は、これからの家族の時間をより良いモノにしてくれるだろう。

(施主/ A 様 談)

構造︓RC 造
用途︓専用住宅
設計︓清水芳/アトリエ プラスワン
施工担当︓五十嵐・幾原・宮島
竣工︓2020 年12 月
撮影︓アック東京

2022年1月13日 at 11:20 AM